2014

2016
祇園祭の山鉾巡行がもうすぐ。
過去の浴衣を見返してみる。
祇園祭に、ということではなく、夏の間 家族でのお出かけのドレスコードは浴衣、とわたしが勝手に決めている。
そして喜んで従う夫子。
その時その時は、そんなもんで過ぎていくのだが、後々写真を見返すといい思い出になっていると思う。
一人息子なのに土日も商売人の元に生まれた性で、友達が当たり前のように行ったことのあるところ、例えばボーリングとか、USJとか、DLとか、旅行とか・・
情けの一回ずつ、一応行ったことあるという既成事実だけを作り、二度目はそうそうないのである。
そんな彼との限られたお出かけに浴衣を着ることで、他の友達は誰もこんな経験はないであろう、特権メモリーズに仕立て上げようという母の魂胆。


2015

2016
正月は三ヶ日は、着物で正装。
なんて言いながら、思い出を懸命に宝箱に詰めて、ホクホク嬉しがっているのは、むしろ母のわたしのほうかもしれない。
今年の浴衣はじめの紫陽花柄の組み合わせ、SNSでどれにしようかな形式で候補を載せたところ、あれやこれやコ メントを頂いたことは記事にも書いたが、それを見たお客様が、
わたしもあの帯やと思って〜ん!
正解やって嬉しいわ〜
と、面白がって下さり、わたしは着ないのに選んじゃった、など思わぬ反応がチラホラあって、わたしも面白いなと意外な発見。
見てるだけでも楽しい!
また載せてね!
とコメントを頂いたりもした。
画像は、近年の浴衣姿で同じ浴衣の帯違いを載せている。
好みや氣分や目的で組み合わせを選ぶのが醍醐味。
組み合わせは合っていても、顔映りがイマイチだったり、組み合わせ次第で、Aさんには似合うけどBさんには似合わない、など起きる。
例えばわたしはいつも無意味に、わたしには似合わないけど、組み合わせとしては面白いな、これなら⚪︎⚪︎さんに似合いそうやな、など勝手にシミュレ

2016
ーションをして楽しんでいる。
完全にただのマスターベーション。
で もそれがわたしのモチベーションというか、着物への原動力?栄養源?のようなものであるのは間違いない。
祇園祭、大文字、京の七夕・・・
京都に住むという絶対的人生設定は、避けようがなかったことだと年々思い知らされる。

2016
奈みこ